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いとおしい花々のステージをリペイントする

 

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ごくごく普通の主婦で、ごくごく平凡な日々を過ごして来た、と自分では思っています。

子育てが終わり、仕事を辞め、ようやく時間や気持ちにゆとりが出てきた時には、人生の半ば以上が過ぎていました。

時間に縛られずにいれることで、日々の暮らしのなかに、今まで気付かなかったこと、また今まで気付いていても時間に追われて、なかなかできなかったことなどを、気の向くままに書き綴ろうと思います。

「おばあちゃんの知恵」には程遠いですが、より頼もしい老後に向けて日々暮らして行けたらなぁ!と思っています。

himawari

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錆びの出た、花台をリペイントする。

水が切れると花の命は終わってしまう。

暖かくなると花の水遣りは日課となる。

数年もすると、スチール製の花台は、

塗料が、自然にポロポロッと剥げ落ち始めた。

さすが 「MADE IN CHINA」。

お値段も手頃であったこともあり、

覚悟はしていたものの、やはり錆びて剥げ落ちてしまった。

焦茶色の鉄くずが時々落ちているのに

気が付いてはいたものの、

なかなか塗りなおそうと体が動かないでいた。

今年こそはと重い腰をあげ、塗り直すこととした。

手草かきの刃でガイガイとこすって、

剥がれ落ちそうな錆びはキレイに取る。

塗料はスプレー式で、①色優先 ②安い値段 で選ぶ。

たまたまネットで購入した家具が入っていた段ボール箱に、

今回塗る花台がすっぽりと入ったので、

スプレー式の塗料で塗るには、

周りに飛び散らず、もってこいだった。

手袋、マスクをして、塗り残しのないように

ダンボールの中で二度三度と花台の向きを変えては、

スプレーをする。

キレイに塗れました!

今までツヤの無かった台にツヤが戻る。

この台は我が家のいとおしく

癒しをくれる花々のステージ。

キレイにリメークできたと思うのは自己満足であり、

関心のない者にとっては、目にさえ入らない。

リペイント後も、水やりのたびに花台はぬれる。

素材がスチールという性質上、いつの日か

また塗装が剥げ落ちてくることは間違いなし。

この花台に限らず、生物、形あるもの etc

永遠に変わらないものはありえない。

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